カレー粉と小麦粉で作る昭和の黄色いカレー



一晩おいたカレーの美味しさ その1

 

 

カレーは作った日に食べてももちろん美味しいものですが、一晩おいたカレーはさらに美味しくなるとよくいわれています。

 

この一晩おいたカレーが美味しくなる理由としては、カレーを一晩おくという時間の経過によるものと、それを食べる時に再び火を入れるという作用がカレーに変化を与えているようです。

 

先ずは、カレーを一晩おくことによって、具材にカレーの味が染み込んだり、具材同士がよく馴染むために美味しくなると考えられます。

 

例えば、じゃがいもの中へのカレーの味の染み込み具合というものを、作り立てのカレーと一晩おいたものとで比較してみると、作り立ての場合ではその表面にしかカレーの味が染み込んでいないのに対して、一晩おいたものの方はその内部にまでしっかりと味が染み込んでいるのです。

 

また、時間の経過と共に、様々な具材やスパイスの香り、風味といったものが混じり合うことになっていくわけですが、これが結果としては良い方向に馴染んでいくと思われるのです。

 

また、一晩おいたカレーを、さらに再加熱することによって、カレーにコクや旨みを与える働きをする肉のアミノ酸や核酸、ニンジンの中に含まれている糖などがよく引き出されることになります。こうした具材のエキスがカレーソースの中に溶け出ることによって、ソースのコクや旨みが増すと考えられるのです。